Bridgestone Open 2016

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大会レポート:ムービングデーに大躍進!小平智、山下和宏 「TOUR B」メンバーからアマチュアへのワンポイントレッスン④

小平智

ムービングデーに大躍進!小平智、山下和宏

 この日、ムービングデーと呼ぶにふさわしいプレーをしたのが小平智。初日は18番でウォーターショット絡みの8を打つなどして91位。 それが2日目には42位、さらには今日1日で9つスコアを縮めて37人をごぼう抜き。 通算スコアを10アンダーとし5位タイにまで浮上した。 パー71となった2011年以降、4日間における優勝者のワーストスコアは71。期間中、オーバーパーを打った優勝者は1989年の故ロジャー・マッカイ氏以来いない。 小平はこのジンクスにも立ち向かう。


山下和宏  また、23位タイからスタートした山下和宏も20人抜きで3位タイ(11アンダー)に大躍進。 ハーフ終了時点で4アンダーとほぼ満足の内容だったが、小平がインコースを6アンダーでラウンドしているのを見て発奮。 後半でも4つのバーディを重ねてビッグスコアをたたき出した。


高山忠洋  2日間トップを守っていた谷原秀人に代わって首位に躍り出たのは高山忠洋(13アンダー)。 7番でボギーを打ちながらも3日目を6アンダーの好スコアでまとめた。


 初日以来トップの影を踏めるところに居続けているのが昨年の賞金王・金庚泰。 16、17番と連続ボギーを打ちながらも、最終18番は大ギャラリーの前でイーグルパットを決めてスコアを調整。 首位とは1打差、今季4勝目に向け絶好の位置で最終日を迎える。

我慢のゴルフで優勝戦線に踏みとどまった片岡大育

 2位タイでスタートしたホストプロの片岡大育は、昨日とうって変わってボギーが先行する苦しい内容だったが、耐えに耐えてパープレーフィニッシュ。 通算9アンダーで優勝戦線に踏みとどまった。
 片岡が絶大な信頼を寄せる青山充コーチによると「ショットが曲がらなくなってきました。 リズムがとれてスイングのバランスが良くなっているので、クラブの軌道とフェースアングルが安定しています」とのこと。


片岡  スイングには軸が必要だが、軸を動かさないことを考えすぎると下半身が使えなくなってしまう。 片岡の場合、頚椎の付け根を中心に、三次元的に骨盤を効率よく動かせる。 これによりスイングに必要とされる軸の安定が成され、リズムとバランスが良くなったというのだ。 「スイング中に骨盤はターゲット方向を向きますが、頚椎の付け根の位置は変わりません。 だからきれいにフィニッシュが決まります。振りすぎることがないので、一定の力で4日間戦えると思います」という。 首位との差は4打。今のスイングをもってすれば十分に手がとどく位置だ。

スネデカー

スネデカーがめったに見られない3パット!?

 2日目に片岡とつばぜり合いを演じた海外招待選手のブラント・スネデカーはパットに苦しんだ。 8番パー3ではめったに見られない3パットを披露。 再三のバーディチャンスでもボールがカップをかすめる場面が続き、そのたびに天を仰ぐ光景が見られた。 とはいえ、ゴルフ自体は悪くなく、3日間のプレーで爆発的なスコアが出ることも確認済み。 「明日はフロント9が勝負。アグレッシブに行ってたくさんバーディを取りたい」と決意を新たにコースを後にした。